Cradle of the family
2006年「抱く體には何が飾られているのか」で発表された
「身につける作品」は、作家・高木香織が体内に持ち合わせている袋です。
それを他人が身につける事で、疑似体験をしていきます。
他人が身につける事で半アクセサリー化されながらも、
身につけた人はこの物体が一体自分にとっては何なのか、
身につけながら、この物体をどう扱っていくのかを思い巡らせます。
写真家・佐藤亜弥野が自分の家族を通して、普段身には付ける事のない物体を前にした時、それでもどこか自分に取り込んでいく姿や自分の体の一部にした一瞬を撮ったものです。