Workshop Information
『荒谷町のベンガラ納屋の茶店 vol 2 プロジェクト』
2023年5月20日(土)・21日(日) 11:00 〜 16:00
どなたでもお茶とお菓子を召しがって休んでいただけます。
この茶店は作家TAKAGI KAORUとの物々交換になります。
2022年11月「ベンガラの土壁の納屋」は、多くの方々とドロドロになって制作しました。
2023年は新緑の5月にこの納屋を2日間だけ茶店に変えてみようと思うのです。「ベンガラ納屋の茶店」と名付けました。ここで荒谷町の子供達と作家TAKAGI KAORUでどなたでもお越しいただける茶店を開きます。
お茶は私が今芸術祭でお世話になっている静岡県島田市抜里集落のお茶を使ったハーブとフルーツの冷茶。お菓子は私が13年横浜で続けているお店「ひととき」で作ったチュイール。これをTAKAGI KAORUの器作品(Wo shi Ribenren)で皆さんに召し上がっていただきます。
今回の器はこの納屋を塗った時の粘土(小松にある谷口製土さんの土)で制作しています。お茶を飲むのも器であれど、人を一時宿らせるこのベンガラ納屋自体もやはり「器」だと私は思っています。
この茶店は作家KAORUとの物々交換でご利用していただけます。お金は要りません。大人も子供も誰でも、何か私と交換することで一服していただけます。その交換はなんでも構いません。歌でも、一輪の花でも、家で採れた大根でも。そこを考え思い巡らせお越しいただきたいのです。何と交換すれば楽しい時間になるのか。このベンガラ納屋の茶店には荒谷町の人々だけでなく、他の町から、そして他県からもお越しくださいます。普段会って話すことの無い人々が顔を合わせ、お茶を飲みながら、交わす言葉によって、このベンガラ納屋がこれからこの町の何になり得るか。少しでもヒントが見つからないかと期待しています。
TAKAGI KAORU
(2022年11月 Workshop『秋から冬へと変わるこの時期 vol 1 プロジェクト』詳細はこちら)
詳細・お申込
開催日:2023年5月20日(土)・21日(日)
時 間:11:00〜16:00 ※広い場所では無いので、3回に時間を分けておもてなしいたします。(①11:00〜 15名様/②12:30〜 15名様/③14:00〜 15名様)
参加費:物々交換用の品
仕込み:20日(土)10:00〜 子荒谷町の供達と茶店オープン準備。
お申込先:(一社)山中温泉観光協会 Tel:0761-78-0330 Fax:0761-78-0332 E-mail:otazune@yamanaka-spa.or.jp
参加者の氏名、年齢、連絡先を電話・FAXまたはメールにてお知らせご予約ください。
※作家TAKAGI KAORUと荒谷町に住む子供達とサポーターとで店番をしたいと思っています。手伝ってくれる荒谷町の子供達は観光協会にご連絡お願いします。
作家は19日(金)から荒谷町の集会所を使わせていただいて準備をしています。時間あったらベンガラ納屋に顔出してください。色々なお話しながら説明もします。
お問合せ
主催:(一社)山中温泉観光協会
住所:石川県加賀市山中温泉西桂木町ト5-1 山中温泉文化会館内
電話:0761-78-0330
メール:otazune@yamanaka-spa.or.jp
「TAKAGI KAORU 粘土で左官Workshop」
一軒家を粘土で塗り込めていくことは、山中温泉の景色を塗り替えることにならないのだろうか。山中温泉の町の建物を陶粘土を使って左官制作をしていくプロジェクトです。町の子供や大人達、他県の子供や大人達と共にこの今は使われていない納屋をこれから「皆が集える東屋」に変えていこうと思うのです。
私たちはいつも自然の産物、または建築やオブジェという物質で景色を変えていくのだと思いがちです。
でも私の思う「景色を変える」とは、出会うことの無かった人々が、携わったこともなかったことに手を動かし、心をふるわし、
共にした時間でささやかなが言葉を交わすことからしか始まりません。
その皆で過ごす時間が景色となって表に現れたものを「作品」と言います。
制作とは誰もが関わることができるのものです。
それを見たい、知りたい、触りたい、感じたいと思うことで人は集うのです。
TAKAGI KAORU
『秋から冬へと変わるこの時期 vol 1 プロジェクト』