C o n c e p t i o n



自身の内側に器の存在を感じたことがありますか?
わたしは子どもの頃からその存在を感じて生きてきました。
さまざまな出来事をこの器を入れることで輪郭を帯び、ひとつの像として捉えることができました。
この器があることで見えた世界もありますが、見えなかった世界もあります。そして苦しむこともありました。
ただ、この器は、ちょっとした作用でも変形していきます。それによって世界の見え方も変わるのです。
あなたのもつ器はどんな景色をしているのでしょうか?


N e w s

 Workshop Information

「自身に見えている景色は必ず自身で変えることができる」- 抜里の茶畑に色を咲かせる -


私たちは自身で見ている日々の景色を意識することもなく暮らしていることが多いのかも知れません。
ここでいう景色とは今自分が置かれている状況や環境。即ちそれは日々巻き起こる現象を受け取る感覚のことです。 景色とは実在する風景に触れることだけを指すのではなく、自ら描くことも景色と言います。


「色を咲かせる」とは

お茶には9月から11月頃に椿のような花が咲きます。そこから4月の新録の素晴らしく美しい黄緑色を迎えるまで特に芸術祭が開かれる2月3月は葉の色も渋みがかった緑へと変化します。このお茶の花が咲く頃、「森と化した茶畑」にオーガニックの絵の具を使って茶の葉に絵を描いていこうと思います。 一枚一枚に各々が描く作業は細やかなものになりますが、それを里山に登ってみんなで見た時に、景色とは何なのかを一緒に知れたらと思うのです。


私は抜里に通うようになり気づいたことがあります。それは抜里では自分が立っている現実を引きで見てみることができる状況と環境が揃っているということです。どの世界にも少しみなから外れてしまうものがあります。外れたものが見せる景色も実はちゃんとあるのです。現実的な景色の変化と自身に巻き起こる感覚の変化、これが景色を変えるということだと各々が実感できるでしょうか。

ワークショップ概要

開催日時:2022年11月5日(土) 13:00〜 ※雨天の場合 11月6日(日)10:00〜
参加資格:3歳から20歳まで
参加費:1人 2,000円(当日集金いたします)
持ち物など:マグカップ、帽子、汚れてもよい恰好、タオル
集合場所:島田市川根町抜里集落内(大井川鐵道抜里駅より徒歩6分)

※ボランティアも募集しております。

お申込み・詳細はこちら



A c t i v i t y

TAKAGI KAORUの作家として発表する作品・創作活動において切っても切り離せない、
他者と触れ合う3つの実験の場の紹介とその記録


P u b l i c a t i o n

「皿と血」

『皿と血』は、TAKAGI KAORUと5組の表現者たちによる往復書簡のような形式で出来上がっている。
TAKAGI KAORUから送られる皿。その皿を使って表現者たちは旅に出る。
皿と過ごし、皿に食物を装い、それを自分の糧とした後の「皿の景色」を撮影する。
その姿から、今度はTAKAGI KAORUによる言葉が紡がれる。
言葉は表現者たちに届き、そこからまた創作がはじまる。

文/AYANA


発行元:キンカンパブリッシング
https://www.kinkangallery.com/books/122/